SMWS ギャザリング
同志たち
SMWSギャザリングイベントの開幕を控え、英国内外のメンバーから、SMWS入会のきっかけや、世界有数のウイスキー・クラブに所属することの評価について話を聞いた。以下は彼らのコメントである。
レイ・ホジソン(左)と友人のフランク・シンプソンは毎月ザ・ヴォルツに集まり、アウトターンの新作ウイスキーをすべて試飲している
スリヤキラン・ボンタ
ソサエティは私のウイスキーの旅に欠かせない存在だ。ウイスキーの風味が何よりも大切であり、ソサエティは限界に挑戦することを惜しんでない。カスクフィニッシュの探求や、最終的に舌を巻くようなウイスキーに仕上げるという点では、非常に革新的です。
フランク・シンプソン
&レイ・ホジソン
フランク:友人のレイが、いわゆる「アウトターン」と呼ばれる、毎月数種類の新しいシングルカスク、カスクストレングスのエクスプレッションをリリースするクレイジーなウイスキー・ソサエティを紹介してくれました。私たちは、毎月第一金曜日に、できるだけ多くのアウトターンを味わうためにお互いなるべく都合をつけてザ・ヴォルツに足を運ぶこと決めました。私は現在ダンディーに住んでいますが、ザ・ヴォルツに行く価値は十分にあるし、これからもできるだけ頻繁に第一金曜日のアウトターンを試すつもりです!
レイ:私のSMWSの旅は2014年、妻からの誕生日プレゼントから始まりました。いくつかの異なる方法でアウトターンを試した後、フランクと私はザ・ヴォルツの第一金曜日を「研究」活動の焦点にすることに決めたのです。
私たちはもう何年も、事実上、第一金曜日にこうしている。
クリスチャン・シックル
最初の瞬間から、私はその素晴らしい味覚体験に興奮しましたが、何よりも、それぞれのボトルにまつわる物語に心を奪われました。蒸溜所、スコットランドの文化、そしてそれに関わる人々に関する物語こそが、私にとって SMWS の魅力なのです。
アレン、ビル、コリン、カレン
私たち全員が25年以上メンバーで、SMWSには3つのシンプルな魅力があります。ウイスキーのユニークさ、人々、そしてメンバーズ・ルームです。ユニークなウイスキーを楽しむために特別に用意されたくつろぎの場所があることは、私たちにとって、この上ない幸せなことです。世界最高のウイスキー・クラブのメンバーであることを誇りに思います!
ベッカ&グヴズムンドゥル
私たちは以前からザ・ヴォルツのレギュラー・メンバーで、ここが私たちの結婚式に最適な場所であると共に感じていました。
ザ・ヴォルツのような場所は、モルタルや石ではなく、そこで働く人々の愛と気配りにあふれています
ベンとキャットの愛
2022年1月に初めてソサエティに入会したとき、第二の我が家を見つけたような、そして結婚を祝うのに完璧な場所を見つけたような気がしました。まるで我が家のように感じられるソサエティでこの節目を祝うことは本当に特別なことでした。ザ・ヴォルツは私たちの心の中で常に特別な位置を占めるでしょう。それは私たちのソサエティであり、私たちの物語の一部なのですから。
堀内 貞明
1992年、私は<とんぼの本>(ザ・スコッチモルトウイスキー)という本に出会い、ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティを知りました。興味をそそられた私は、日本に住んでいるのにも関わらず早速入会を申し込み、SMWSはメーリング・オンリー・メンバーという条件で私の入会を認めてくれました。その後、SMWS日本支部が設立された際、創設者のピップ・ヒルズ氏から、メンバー資格を移して日本支部の創設メンバーにならないかと誘われました。私は快くそれを承諾し、様々なイベントや活動を通して日本でSMWSを広める旅が始まりました。
デヴィッド・スイフト
ニュージーランドに住んでいる私に、SMWSは志を同じくする人たちのコミュニティーに出会わせてくれました。旅は宝だと言われますが、私にとってSMWSはそれ以上のものです。
それは、探索、新たな知識を得る事、そして所属することの純粋な喜びなのです。
フロリアン・クレン
「ギャザリング」という言葉を聞くと、リンツでのテイスティングの「ギャザリング」を思い出します。素晴らしいウイスキーもさることながら、それを特別なものにしてくれたのは仲間たちです。私にとって、同じ志を持ちながらも異なる人々と意見を交わし、ウイスキーに関する経験や物語を共有することこそが「ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティ」なのです。
ヴォルフガング・グリリッヒ
テイスティングでは毎回、ウイスキー、蒸溜所、製造についてさらに詳しく知ることができます。また、いくつかのボトルからは、いつも驚くような味わいの発見があります。
私たちは、他のメンバーと会話したり、経験やニュースを交わしたりすることを常に楽しんでいます。